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半島を出よ 村上龍著

まず、半島とは北朝鮮の事です。
龍大先生に申し訳ないのですが、あらすじをすごく要約させていただくと・・・。
「北朝鮮の反乱軍」という体の侵略軍が九州を乗っ取り
「国家として独立してしまおう」という計画のもと、
北朝鮮の軍隊(コリョ)が乗り込んで来ました。
突然のクーデターに対し、いままで侵略された経験の無い日本政府は
武装した軍隊を指を咥えて傍観するしかすべが無く、九州の人間全てを人質に捕られた
日本政府は「九州を日本から引き離す」と言う未曾有の決断をしました。
そんな大騒ぎの最中に、自称詩人の「イシハラ」という、
なにやらスゴいオーラをまとったカリスマ詩人の下で暮らす
落ちこぼれの少年たちが、特に団結するワケでもなく
北朝鮮軍隊の本拠地である「海の鷹ホテル」を爆破しようという計画を立てます。
しか~し!この少年たちは一般人から見向きもされないような犯罪者で
皆、複雑な家庭で育ち、かなりひねくれていまして、それぞれ
「毒生物」・「爆弾」・「銃器」・「建築構造」・「テロ」
等を独自に学習していた少年たちなのでした。
こんな感じです。たしか・・・。
とにかく登場人物が多く複雑な内容で、なおかつ触れる話題の量も膨大で・・。
がしかし!!村上龍大先生の世界観にドップリとハマってしまいます。
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